20130629 /写真美術館, インターネットヤミ市, に行ってきた

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会場になってるカイブツって会社が、まずカッコよかった。ビックリしたあなあ。こんな会社あるんだ、と。荒廃したコンクリむき出しのフロアの真ん中に緑が綺麗アレンジされた箱があって、でかいPCがあって、いいよなー。毎夜毎夜ファイトクラブが行われてるんだろうなーと羨望の眼差しを送る。

もちろん印象的だったのは会場の雰囲気だけでなくヤミ市のエネルギーもでね、学祭の変なブースしかないって感じでよかった。楽しい。鼻で笑うんじゃなしに、「そうだよ、オレたちに足りなかったのは学祭なんだよ!」というなんというか良い感じの初期衝動を揺り起こされる。

一応会場の雰囲気も。

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あと写真美術館にも行ってきたんだよ。あやうく忘れるところだったけど。
日本写真の1968ってのは1968年は森山大道のPROVOKEとか創刊されたし、なんやかんやで重要な転換点じゃね?っていう話。期待してなかったけど意外とよかった。やっぱり昔のモノクロはいいなー、吸い込まれる黒の深さとなめらかな階調は一種のフェティッシュ。
あと5つのエレメント。これは写真とってたら考える光とか、反射とかそういうの5要素に分けて展示してた。あるあるって感じ。ドキュメントって要素は入ると思うんだけどなーと思った以外は、写真家の特性をハンターハンターの念能力みたいに分類したみたいなの、おもしろいな。ちなみにおれは喪失系の能力者。あー、なんかこれで色んな人を分類したい。楽しい日曜日であった。